LIVE REPORT

VESPERBELL ROCK FES の感想

VESPERBELLが初主催となるロックフェス「VESPERBELL ROCK FES(通称:VRF)」を振り返ります

2026.05.18 | VESPERBELL | Spotify O-EAST

2026年5月15日、渋谷Spotify O-EASTで開催されたVESPERBELL初の主催イベントである「VESPERBELL ROCK FES(通称:VRF)」に参加しました。

ゲストにNUROJUNK、松永依織、龍ヶ崎リン、幸祜、白玖ウタノを迎えた今回のフェスイベント。
私はゲスト公開前にチケットを取りましたが、幸運なことにゲストの全員をCover動画などで知っていました。 とはいえ、オリジナル曲やライブパフォーマンスはしっかり見たことがなかったので、一体どんなステージが見られるのかと期待感を膨らませて参加し、結果として終始圧倒されっぱなしの最高の思い出になりました。

今回は、そんなイベントで感じたことを少しだけまとめてみます。

ただ、本イベントは、ライブ配信もなく、撮影録音も禁止のため、記憶だよりの文章となります。誤りがある可能性がありますが、ご容赦ください。

さっそく、セットリストの紹介です。 セットリストに関しては、各アーティストのSNSを確認させていただきました。
(アーティスト名クリックで展開されます。)

SETLIST

NUROJUNKOPENING ACT
  • 01Rising a Tide
  • 02DEMOLISHER
松永依織GUEST
  • 01Blazing Out
  • 02Crossed Identity
  • 03我儘コンフリクト
  • 04Bursty Greedy Spider w/ カスカ
  • 05Awaken Now
龍ヶ崎リンGUEST
  • 01Twilight Stream
  • 02追熟
  • 03tremolo
  • 04飾り窓
  • 05Grateful Days w/ ヨミ
  • 06do it
  • 07ギヴミー
幸祜GUEST
  • 01the last bullet
  • 02ANTINOMY
  • 03カスミソウ
  • 04命に嫌われている
  • 05Phantom
  • 06Clock Strikes w/ ヨミ
白玖ウタノGUEST
  • 01未来証明
  • 02Door →
  • 03ギターと孤独と蒼い惑星 w/ カスカ
  • 04Blessed Rain
  • 05主人公になれるはずのストーリー
VESPERBELL
  • 01MACH
  • 02RAMPAGE
  • 03Don't take it back
  • 04NO MORE!!
  • 05Bell Ringer

初現地イベントで魅せたNUROJUNK

VRFの開催に先駆け、オープニングアクトとして、NUROJUNKが現地初となるイベント出演を果たしました。NUROJUNKは、VESPERBELLの直属の後輩というポジションでデビューした、腕担当サクヤと足担当カグラからなるバーチャルガールズハードコアデュオです。

互いに背を向けた姿勢で登場した瞬間、会場からは驚きの声が上がっていました。自分もその一人です。

その理由は、「3Dでの登場」だったことです。NUROJUNKは、6月6日にほぼ同期であるHONK THE HORNとの2MAN LIVE “HOOLIGANS” を控えており、 そちらでの3D出演が予告されていました。そのこともあり、今回のイベントは、ロゴかMVと考えていました。 それが、まさか3Dまで見ることができるとは思っていなく、初手からテンションがあがりました。

1曲目は、Rising a Tideを披露してくれました。
この曲は、重低音や疾走感を強く感じる曲です。まさにロックフェスにふさわしく、初現地で2人の歌声を聴けた興奮と相まって、会場全体のボルテージが一気にあがったのを肌で感じました。まさにRising a Tide。

そして、MCが入り、2人が自己紹介をしてくれました。
少しだけ、初々しさを感じるMC、歌とのギャップも相まってよかったです。この初々しさも初現地ならではですね。それはそれとして、サクヤが変わった動きをしていた気がしたので、ぜひまた現地に参加して動きに注視したいところです(笑)

MCが終わると、デビュー曲であるDEMOLISHERを披露しました。
MCでどこか微笑ましい雰囲気になっていた会場をもう一度盛り上げ、VRFへの完璧なバトンを渡してくれました。

影ナレとオープニングVTR

ここでVESPERBELLの2人による影ナレがありました。
「NUROJUNK何かましてくれちゃってんの?」みたいな感じの先輩・後輩ならではのいじり?もあり、面白かったです。今後、こういう絡みももっと見られるようになるんだろうなと思うと楽しみ。3Dで共演する姿も見たいですね。
(前述した”HOOLIGANS” でワンチャンあるのでは?と思ったりしている。)

そして、影ナレ後にオープニングVTRが入りました。
MACHのイントロに乗せて、各アーティストのKVとMV等が使われた映像になっており、めちゃくちゃかっこよかったです。このVTRだけでももう一度見たいと思える仕上がりでした。

フェスの火蓋を切って落とした「松永依織」

VRF最初のアーティストは、RIOT MUSIC所属の松永依織さんでした。

一曲目のBlazing Outは、予告のあった一曲です。MVを初めて聴いたときから現地で聴きたいと思った一曲を開始早々に聴くことができ、早速テンションがあがりました。曲の入りからかっこよく、疾走感や音の広がり方がとにかく気持ちいい一曲だと思います。

ラストのAwaken Nowもかっこよかったです。Blazing Out同様にMVを事前に確認していましたがやっぱり生は一味違うなと感じました。
ゲスト一発目で会場の空気を100%ロックフェス色に染め上げ、まさにロックフェス!といったスタートを切ってくれました。

会場をチルな空気に染めた「龍ヶ崎リン」

2番目のアーティストは、ななしいんく所属の龍ヶ崎リンさんです。

心地いい低音が魅力のアーティストだと思います。
松永依織さんとは打って変わって会場はチルチルな雰囲気に包まれました。つい目を閉じ、音に身を任せて横揺れだけしている時間がありました。

tremoloみたいな曲の雰囲気やMVの感じ好きなんですよね。

このチルチルな雰囲気は、良くも悪くも今のVESPERBELLだけでは出せないものだと思います。
フェスという複数のアーティストからなるイベントだからこそできることだし、確実にフェス全体としての深みが増していると思って聴いていました。

圧倒的なステージング「幸祜」

3番目のアーティストは、KAMITSUBAKI STUDIO所属の幸祜さん。

実は、神椿、特にV.W.Pのアーティストは、以前からCover曲などを聴いていて、ライブパフォーマンスもいつか見たいと思っていました。今回は幸祜さん単独ですが、その望みが少しだけ叶った形です。

ライブパフォーマンスは圧巻でした。
個人的には、今回のゲストアーティストの中で一番印象に残っているアーティストです。とにかくステージングがうまく、目でも耳でも音楽を楽しむことができました。

「命に嫌われている。」は、もともと大好きな1曲で、これを生で聴けたのも幸せでした。
カンザキイオリさんの紡ぐ歌詞 × 幸祜さんの表現力、ただただ聴きいることしかできませんでした。

ヨミとのClock Strikesも最高でした。Coverとは違う2人で作り上げたというロングトーンも痺れました。

幸祜さんは自身のパートを少し見せてくれているのでぜひ。

パワフルにぶち上げた「白玖ウタノ」

4人目のアーティストは、UniVIRTUAL所属の白玖ウタノさん。最後のゲストです。

メッセージ性の強い楽曲をパワフルに歌い上げ、繊細でありつつ、確かな芯を感じる歌声です。

VESPERBELLの事前配信で白玖ウタノさんは”物語を歌うような表現力”が魅力と紹介されていました。
パフォーマンスを見て、その意味を理解することができました。
予告されていた未来証明、それから最後に歌われた主人公になれるはずのストーリー、この2曲からは現状の自分を変え、未来を切り開いていくというようなストーリーを連想させられました。

途中に挟まれたカスカとのデュエット曲、ギターと孤独と蒼い惑星もよかったです。
アニソンということで何がくるだろうといろいろ予想しましたが、「ざ・ろっく!」な選曲に会場も沸いていました。

自分たちのロックを最大限に見せつけた「VESPERBELL」

最後は、イベントの主催でもあるVESPERBELLの登場しました。

セットリストがとにかくえぐいという印象。それぞれの楽曲が各イベントのラストを飾れるような爆上げ曲を5曲連続で披露してくれました。

VESPERBELLも自己紹介がテーマになっていたんじゃないかなと思ったり。
今のVESPERBELLが作るロックを最大限見せつける、そんなセットリストになっていたと思います。

No More!!では、パートを交代しているシーンもあったような気がします。

ヨミは普段からデスボができないといいつつ、歌枠ではたびたび披露してくれます。
おそらく、見えないところで努力を重ね、それをVRFというステージで魅せてくれたことに、イベントを振り返るとただただ胸が熱くなりました。

エンドロール

VESPERBELLの歌唱が終わると同時にエンドロールが流れました。同じ画面に各事務所の名前が並ぶのは壮観でしたし、Special Thanksとしてbellsをはじめ各アーティストのファンネームが並んだ時には、目頭が熱くなるのを感じました。

エンドロールが終わるとヨミとカスカによるイベント終了を告げる影ナレが入りました。
最後に届けてくれた肉声からは、いつも以上に、限界を超え、振り絞るような声での「ありがとう」を届けてくれました。

最後に

ロックフェスという形で開催されたVESPERBELL主催のイベント。私自身どんなイベントになるかあまり想像できない状態での参加でしたが、VESPERBELLの2人にとっても大きな挑戦で、少なからずの不安を抱えていたと思います。

それでも、2人はやり切り、自分たちのロックを見せてくれました。そして、これだけのイベントを成功に導ける力を証明してくれました。

18:30に始まった今回のロックフェス、会場を出るころには21:00を回っていました。生バンドでの28曲、およそ2時間半。個人的には最長の現地イベントでした。

フェス全体の構成としてもよくできていて、個人的な感覚ですが、ロック→ロック→チル→ロック→チル→ロック→ロック!!みたいな波のある構成で、そして何よりゲストのみなさんそれぞれが自分のロックをぶつけてきてくれて、最初から最後まで全力で楽しむことができました。

最高のフェスです。参加してよかったと心から思います。
VRF(2)が開催されたら絶対にまた行きたいと思います!!